Snowfall

Audio-Visual Work
2015

Max/MSPで構築された自動演奏プログラムによる音楽作品。

整数比倍音で構成された音律と、素数を使った反復パターンとの組み合わせによって思いがけず生まれる旋律やハーモニーが特徴的な作品です。
1つ1つの音の生成にはサイン波同士のFMシンセシスを採用しており、パラメーターに細かい時間的変化を加えることで、雪の結晶のキラキラとした感じを表現しています。

この曲はもともと、四季をテーマにしたインスタレーション作品(小原典子「うつろう」- 2015年)のための音楽として、展示会場に投影するアニメーションと共に制作したものです。
また、同年に新潟市民映画館シネ・ウインドで開催された上映イベントでは、音楽とアニメーションによる音響映像作品として発表されました。

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